10月12日更新:ヤルヴィ&トーンハレ管を追加を追加。作曲家アントン・ブルックナーの最高傑作と言われる交響曲第8番。古今東西の名指揮者とオーケストラがこの曲を録音してきました。ベーム、カラヤン、ハイティンクの往年の録音から、ヤンソンス、ネルソンス、ティーレマンなど最新も含めて名盤を紹介していきます。
ブルックナーが生前オルガニストとして活躍し、没後に埋葬された聖フローリアン修道院。1979年6月4日にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してヘルベルト・フォン・カラヤンはブルックナーの交響曲第8番を演奏しました。壮麗な響きはカラヤン屈指の出来です。
ウィーン国立歌劇場の監督と対立し、1964年に芸術監督を辞任してから録音とザルツブルク音楽祭以外では共演しなくなったヘルベルト・フォン・カラヤンとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。1978年5月にカラヤンが久しぶりに指揮台に立ち、ブルックナーの交響曲第9番とテ・デウムを演奏します。映像作品をレビュー。
世界最高峰のオーケストラ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が2023年も来日ツアーをおこなっています。11月15日は横浜みなとみらいホールでサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番とドヴォルザークの交響曲第8番のプログラム。独奏のラン・ランの超絶的なうまさとトゥガン・ソヒエフ指揮のウィーンフィルによる演奏に魅了されました。
ブルックナーと縁ゆかりが深いウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ですが、意外にも一人の指揮者で交響曲全集を完成させたことはこれまでありませんでした。ウィーンフィルとの全集の指揮者にクリスティアン・ティーレマンが選ばれ、第00番と第0番も含む11曲をライヴ録音しました。インタビューで語ったブルックナーへの想いとは。
ブルックナーの200周年のアニバーサリーに向けてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と交響曲全集を取り組んでいるクリスティアン・ティーレマン。2019年2月の交響曲第2番のライヴ録音がCDと映像作品でリリースされています。懐古主義とも言われるティーレマンが選んだのは意外にもキャラガン版の第2稿。
新年の恒例ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤー・コンサート。2023年はフランツ・ウェルザー=メストの指揮で珍しい作品を堪能しました。2024年の指揮者が発表され、クリスティアン・ティーレマンが2019年以来となる2度目の登壇になります。
1977年から79年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とベートーヴェンの交響曲全集をライヴ録音で完成させたレナード・バーンスタイン。「英雄」(エロイカ)は1978年2月の演奏で、濃厚な響き。ゆったりとした葬送行進曲も印象的です。交響曲全集がレコード・アカデミー賞を受賞した名盤です。
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